肩こり、首こりはなぜ起きるのか
デスクワークが増えたり 携帯を見る時間が多くなる
肩こり、首こりが起こります
その原因の一つが、僧帽筋。
肩甲骨の可動、安定には 欠かせない働きをするこの筋肉。
どんな筋肉なのか、
どうやって動かすようにするのか
構造を理解して 肩こり首こり予防改善エクササイズを 行います。
僧帽筋は上部線維、中部線維、下部線維の 3つの筋肉から構成されます。 ・
上部線維:肩甲骨挙上
中部線維:肩甲骨挙上、内転、上方回旋
下部線維:肩甲骨下制、上方回旋
3つの動きは異なりますが、 手を挙げる際には3つが同時に収縮することで 肩甲骨の上方回旋を促しています。
日常では肩の屈曲や外転など、 上肢を動かす際に下部線維が 肩甲骨の上方回旋を促すことで、 肩こりや四十肩、五十肩のように、 肩に負担をかけない、痛めないための 動きをサポートします。
また、中部線維は肩甲骨内転の働きがあるため、 猫背にならないよう姿勢保持に働きます。
今回は僧帽筋下部と中部に着目してお伝えします。
僧帽筋下部の機能不全が起こると
僧帽筋上部が過剰に収縮してしまい 肩こりを引き起こします。
さらに、 上方回旋が促されなくなるため、 手を挙げた際に肩関節にて インピンジメントが生じ、 将来的に肩関節周囲炎などになる リスクが高まります。
僧帽筋中部の機能不全が起こると
肩甲骨が正常より外転位になるので 猫背や円背などの不良姿勢の原因になります。
僧帽筋を効率よく動かすには、 まず胸椎の可動性を引き出すことが 大切です。
多くの人が胸椎が屈曲した姿勢(猫背) になることで、肩が屈曲できず 僧帽筋下部の機能低下が起きるため、 胸椎が伸展した状態で 肩関節の屈曲を促すことは重要です。
僧帽筋下部・中部が 適切に収縮できない (肩甲骨を寄せようとすると肩がすくむ) 人が多く、
大概は上半身の可動性が低く 僧帽筋上部を使いすぎています。
そのため、まずは可動性を獲得してから活性化エクササイズを行うと良いです。
YMHは身体の機能改善、リハビリを行っています。
お身体の調子が悪い方は是非一度ご連絡ください。
YMH
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