ストレートネックになっていませんか
肩がこる
腰がつらい
首がつらい
これらの不調の原因は
携帯機器の使いすぎを良く聞きます。
これが現代よくある
「ストレートネック」
という機能不全です。
<ストレートネックとは>
姿勢不良による
頸椎のアライメントが崩れた状態。
これにより、様々な不調が生じます。
ヒトのカラダの理想的はアライメントは、
横から見た際に、各ランドマーク
・外果(外くるぶし)2~3㎝前
・膝蓋骨後面
・大転子
・肩峰
・耳垂
が、縦一直線に並んでいる状態です。
ストレートネックの場合は
頭部が前方突出していることが多く、
耳垂が肩峰より前に位置します。
また適切なアライメントでは、
脊柱は生理的な弯曲(S字カーブ)
を描くため頸椎は前弯をしています。
しかしストレートネックでは
頭部が前方突出しているため
頸椎の弯曲がフラット(ストレート)
に近い状態なのです。
<症状>
肩こりや頸部の痛み、頭痛、めまい、
上肢のしびれなどがあります。
また、ストレートネックの状態が長く続くと
頸椎ヘルニア等になるリスクも高まります。
<原因、発生メカニズム>
ストレートネックになる原因の一つが
姿勢の崩れです。
頭部が前方突出すると
頸部や肩周りの筋肉に負担がかかり
痛みが生じたり、
頸椎の神経が圧迫されて
しびれが生じたりします。
さらに、姿勢が崩れてしまう要因は、
胸椎可動性低下とコアの不活です、
可動性が求められる
胸椎の可動性が低下すると、
本来、安定性の役割がある
頸椎が動きすぎてしまい
結果、頭部が前方突出します。
また、コアの不活により
腰椎の安定性が低下し、
胸椎後弯が強くなり
頭部が前方突出する場合もあります。
頭部は約5㎏あると言われており、
ボーリング玉ぐらいの重さがあります。
重い頭部をコントロールすることが
頸部を守る上では重要になります。
肩甲骨と脊柱が一体となって
回旋することが大切です。
その結果、体幹屈曲の
代償動作なども入りにくいため
適切な姿勢での回旋を促すことができます。
頭の位置を整えた状態で
回旋動作を学習することで、
首への負担を軽減することができます。
身体の機能向上はウェイトトレーニングマシーンでは難しい形になります。
正しい運動の習得を是非。
YMH
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