筋膜の大切さ
筋膜とは一言でいうと
全身を包む膜のことをいい
イメージとしては、 ウエットスーツに
カラダが包まれている感覚
筋膜は筋肉だけでなく
内臓など全身の組織を包み込み
身体のバランスを保つ
また、筋膜は
コラーゲン線維からなる結合組織であり、
個々の筋肉も包んでいる
更に、筋肉間を 結合する役割もあり
力の伝達を行う
筋膜はテンセグリティ構造
になっていることが特徴的
テンセグリティ構造とは
建築界でできた造語で
Tensile(張力)とIntegrity(整合性)
の2つの言葉からなり
建築物の構造に活用されている
人の身体で言うと、
張力=筋肉、筋膜
骨組み=骨
という感じで、
張力材が骨組みを
支え合っている構造
テンセグリティ構造の特徴は
柱が交わることなく
ワイヤーやゴムなどの「張力」で
複数の柱を支え
バランスを保っていること
この構造が人のカラダにもあり、
筋膜がテンセグリティ構造の
役割をすることで
全身のバランスを保っている
仮に筋肉がなく
骨と筋膜のみになったとしても
骨格のバランスは崩れないだろう
とも言われてる
また、テンセグリティ構造は
力を分散させることができ、
カラダをスムーズに
動かすことを可能にしている
筋膜を見ていくと筋膜同士の繋がりがあり、 ライン(路線)として捉えたものが アナトミートレイン 筋膜をトレイン(列車)に例えて 筋膜の繋がりを見ていく考え方で 筋膜のラインは大きく7つ アナトミートレインの考え方を知っていると 運動に活かすことができる 筋膜は力を分散し カラダをスムーズに動かす役割があるため、 どこか一ヶ所に筋膜の硬さがあると 全身にその影響が出やすい したがって、 筋膜のラインに沿って硬さのチェックや 筋出力を見ると良い この様に、筋膜の硬さがあることで 筋肉を適切に動かせず 不調が生じている場合が多くある そのため、全身の筋膜を 日々整えることが重要 になる
ただ我武者羅に行うアウタートレーニングによる重りだけのトレーニングは
身体を作るどころか壊す形になる可能性が高くある
トレーニングの正しい形はただ鍛えるだけということではない
考えて行うことが大切なトレーニングの形になる
YMH 熱海
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