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歩くことに大事なこととは




歩くことに違いがあります。


歩くだけで、腰や膝が痛くなる人と

歩くことで、美しい姿勢や美脚、

効率良い身体の動きが獲得できる人

がいます。


身体の軸と重心を上手く

コントロール出来ているか、出来ていないか

の差になります。



身体に不調がある方は、

気づかないうちに

正しくない歩き方をしているかもしれません。



歩行は、毎日必ず行う動作になります。


コントロールが

出来ている、出来ていない

この1日の差は、多くないかもしれませんが

半年、1年、5年、10年と続けると

この差は大きく出ます。


歩き方が変わったことで

痛かった膝が 楽になっただけでなく

姿勢が良くなります。


歩くシステムと軸回旋に着目して

スムーズな歩行に必要なことを

心掛けなければいけません。



歩行周期


歩行周期とは

一側の脚が接地してから

同側の脚が再び接地するまで

のことを言い、

全部で8つの相があります。


8つの相を大きく2つに分けると、

立脚期と遊脚期になり、

重要なのは立脚期です。


立脚期には5つの相があります。

①初期接地

②荷重応答期

③立脚期中期

④立脚終期

⑤前遊脚期


特に着目する相が

①③④です。


①初期接地の役割

衝撃吸収と前方への推進力を生むこと


③立脚期中期の役割

筋肉で前の推進力を制御すること

(重心位置が最も高くなることで

前へ転がる力が強いため)

また、反対側を振り出すために

重心移動をスムーズに行う役割もあリハビリあります。



④立脚終期の役割

蹴り出しを行うこと

(反対側を振り出し

歩幅を獲得するために

重心の下降を緩やかにする)


ヒトはなぜ歩けるのか


歩行周期をお伝えしましたが、

そもそもヒトはなぜ歩けるのでしょう。



それは、「重心移動」を繰り返しているからです。

静止している(立位姿勢)とき

重心は支持基底面の中心にあります。


歩行ではこの重心を

支持基底面の外に移動させ、

前へ転がる力を生むことにより

歩く脚を前に出しています。



前へと転がる力を

筋肉や腕の振り、骨盤の回旋により

コントロールをすることで

スムーズな重心移動を繰り返しています。



スムーズな重心移動ができないと

前へ転がる力をコントロールできないため、

転倒しやすかったり

無駄に下半身の筋力を使ったり

などが起こります。



スムーズな重心移動のためには

カラダの「軸」で回旋する必要があり、

脊柱の柔軟性や

肩甲骨・骨盤・股関節などの

可動域が重要となります。


そのような関節の可動域を高めつつ、

軸回旋を促すことが大切になります。


カラダに負担のない

効率良い歩行を心掛けていくことが一番かもしれません。




YMH

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