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横隔膜の重要性
- ymhmakeyourbodyyou
- 3月17日
- 読了時間: 2分

重要な筋肉であり様々な役割もある横隔膜について考えていきたいと思います。
横隔膜は筋肉の動きとして呼吸の吸気時に収縮し下制し、胸腔内を拡張します。
胸腔と腹腔を隔て体内に空気を取り込みます。
また、胸腔を拡張するため胸郭のモビリティにも関わります。
インナーユニットは横隔膜、骨盤底筋群、腹横筋、多裂筋から構成されるためコアの安定にも働きます。
横隔膜はコアを上から蓋をするように位置しており、収縮時に下制することで腹腔内圧を一定に保つ役割があります。
横隔膜の機能が低下すると吸気時に横隔膜の下制が起こらなくなります。
そうなると、腹腔内圧が低下し、コアの不安定性に繋がります。
コアが不安定になると腰椎が過剰に動いてしまい、腰痛などを引き起こしやすくなります。
また、横隔膜が下制しにくくなることで腹式呼吸が上手く行えないため胸式呼吸になりやすく、
肩周りの筋肉が緊張し肩こりにも繋がってしまいます。
また、胸式呼吸は交感神経を優位にするため、自律神経も乱れやすく不調が起こりやすくなります。 その他にも、横隔膜が収縮することで胸郭が拡張するため、横隔膜の機能不全が起こると
胸郭のモビリティも低下しやすく、浅い呼吸になってしまったり脊柱の可動性も低下しやすいです。
体幹の側屈を行うことで胸郭が拡がり、深い呼吸が行いやすくなり横隔膜が機能しやすくなります。
まずは胸郭のモビリティを獲得しましょう。
横隔膜が下制しやすくなり適切に機能し始めます。
その後、インナーユニットの活性化までを行うことで、日常やスポーツにおいて横隔膜が適切に機能するようになり、不調の改善や予防、パフォーマンスアップに繋がっていきます。
YMH
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