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姿勢や動きの影響は・・





姿勢や動きの崩れに に大きく影響を与える関節はどの部分だろうか


その中でも足部に注目していきたい


足部の機能低下は、

連鎖的に他の関節への影響を与え

姿勢や動きの崩れを起こしていく


土台の足元を安定させないと

上を整えても 崩れてしまう


そのためにも足部と身体の

繋がりを知ることは大切になる


1.足部3つの役割


①土台の役割

足部は唯一地面と接する部位であるため

カラダを支える土台の役割がある


適切な姿勢を保つためには

その土台の上に、

骨が綺麗に積み重なる必要がある


積み木は、下から順番に

綺麗に積みあがっていると安定しますが

ジェンガのように位置がずれて積みあがると

不安定になる


カラダの骨も同様で、

骨を綺麗に積み上げるためにも

重要な部位が足部なっていく



②重心のコントロール

カラダには機械受容器があり

外部からの刺激を感知して脳に情報を伝える



そこから、脳はカラダに対して

適切な反応を取るための

指令を出していく



特に足底には機械受容器が豊富なため、

体重が偏って乗った際に

転倒しないよう重心のコントロールを

行うことができる



③衝撃吸収

足部の骨は弓なりに並んでおり、

荷重がかかった際に足底腱膜が張ることで

衝撃を吸収することができる

2.足部と姿勢の関係



姿勢・動きの評価の一つ考え方として

「運動連鎖」がある


これを知ることで

姿勢の崩れや代償動作が起きた際に

どの部位に問題があるのか

見当をつけることができる



また、間違った動きが

一つの部位だけでなく

他の部位にどのように影響するか

も見抜くことができる


かなり専門用語が多くなります 詳しくはセッション中にお伝えします

Ⅰ.上行性運動連鎖


足部から姿勢に大きく影響を与える

運動連鎖が上行性


足部が回内・回外をすると

上位の関節は以下のように反応していく



<足部回内>

下腿内旋

→膝屈曲・外反

→股関節屈曲・内転・内旋

→骨盤前傾・前方回旋

→体幹側屈・肩下制


<足部回外>

下腿外旋→

膝伸展・内反

→股関節伸展・外転・外旋

→骨盤後傾・後方回旋

→体幹側屈・肩挙上




Ⅱ.下行性運動連鎖


上行性運動連鎖とは反対に

骨盤の動きが足部まで影響を与える

運動連鎖が下行性です。


骨盤が前傾・後傾すると

下位の関節は以下のように反応する



<骨盤前傾>

股関節屈曲・内転・内旋

→膝伸展・外反

→足関節底屈・回内


<骨盤後傾>

股関節伸展・外転・外旋

→膝屈曲・内反

→足関節背屈・回外



運動連鎖を理解することで足部の動きから、

膝の動きや体幹の動きを推測でき

ケガのリスク等を考えることができる


動作は連鎖を重ねて動きに繋がる

正しい連鎖を行わず、都合のいい動きは破壊へと繋がっていくのではないだろうか



YMH


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