鍼・お灸 Q&A
*鍼は痛くないんですか?
当店で使用する鍼の太さは髪の毛くらいのごく細いものです。ほとんど痛みはありません。ご安心ください。初めての方で気になるようでしたらお気軽にご相談ください。
*感染が気になるのですが衛生的にどうなんでしょうか?
当店で使用する鍼は施術直前で開封した使い捨ての鍼を使用していますので感染の心配は全くありません。
*鍼・お灸はどんな効果があるの?
多くは筋肉の緊張緩和に用いられますが、もっと素晴らしい効果も期待できます。
例えば
免疫機能向上
全身の血行を良くする
コラーゲンを活性化してお肌がツルツルに
炎症部分の沈静
痛みの緩和
自律神経に作用することで内臓の働き、ホルモンバランスの調整
など様々な効果が期待できます。
*鍼・お灸治療はすぐ効果があらわれるのですか?
治療効果はすぐにあらわれる場合もあれば、数時間後や翌日にあらわれる場合もあります。
特に鍼、お灸が初めての方は、多少緊張感もありますので、帰宅してリラックスされてからスーッとラクになるケースも多いです。鍼の効果は温泉に入った後のように血行が良くなり、だるくなることもあります。これはいい効果なので心配しないでください。少し安静にしますと、スッキリしラクになります。
*お灸は痕が残りますか?
基本的に、痕が残るようなお灸施術はいたしません。お灸には様々な種類のものがございますが、YMHではもぐさを直接皮膚の上で燃やさず、間接的に熱を送り込み、じんわりと温かくなるタイプのお灸施術を行っております。
稀にお身体の症状によって灸痕が残る可能性のある施術が必要なこともございますが、必ず事前にお客様にご相談の上施術いたしますので、ご安心ください。
*鍼灸とマッサージどちらが効くの?
一概にどちらが効くとはいえません。体質や症状によります。両方併用した方が良いときもありますし、どっちかだけでも十分な時もあります。実際に受けてみて合っているものを選んで下さい。併用すると良いと思います。
長所をあげますと、マッサージは血行を良くし気持ちよく感じる人が多いと思います。鍼灸は、小さな傷を作り免疫力を高めて治します。
さらには、鍼は深部のコリを直接刺激できます。
症状にもよりますが鍼灸治療は慢性化した深い病気に効果がありそうです。
*鍼で出血はしませんか?
鍼治療に使う針は非常に細く出血することはありません。時々、細い静脈を傷つけてしまい注射の様に内出血することがありますが3~4日で治り、あとも残りません。気になるようでしたらすぐに当店にご連絡ください。
*鍼が痛い日と痛くない日があるのはなぜですか?
同じ部位に鍼をしても痛い日と痛みを感じない日がございます。
皮膚から受けた刺激は、神経伝達により脳や脊髄と言って背骨の中の太い神経に伝えられ、脳から身体へ「痛み」として反応が起こっている状態です。
痛みを感じる皮膚の器官は、疲労や心身のストレス、感情、天気の変化等にも影響を受けやすく、同じ部位に同じ刺激を行っても、刺激の感じ方が違います。施術前に、ご体調などをお伺いし、お客様に合わせた治療をさせていただいておりますが、もし施術中に刺激が気になる場合は、鍼灸師にお申し付けくださいませ。
*鍼が痛い所と痛くない所があるのはなぜですか?
疲労や病気のため、皮膚や筋肉の緊張が強くなっている部分、また、「痛点」や「毛穴」に鍼が当たりますと痛みを感じる場合がございます。毛穴は神経や血管が集まっており、他の部分よりも痛みを感じやすくなっております。
これらの痛みは、鍼を刺した直後に少し「チクッ」と感じる痛みです。鍼治療が初めてのお客様でも、「想像していたより痛みが少ない」と仰る方が多いですが、お身体がお疲れになられている時は、身体の刺激に対する反応が強くなっており、痛みを感じる場合がございます。
カウンセリング時や施術中に刺激のお好みをしっかりと確認してから治療を行いますが、施術中に気になるお痛みや刺激がございましたら、鍼灸師にお申し付けくださいませ。
*鍼の響きってなんですか?また響いた方が良いのですか?
鍼をした場所に、痛みとは違う、ズーンとだるいような、重いような、感じを受けることがあります。また、お客様によっては温かく感じたり、心地よく感じたりしますが、これを「響き」と言います。
鍼の響きは、「得気(とくき)」とも言い、凝りが強い方には気持ちよく感じる方が多いです。まれに神経を傷つけたのではと心配される方もいらっしゃいますが、そのような事はございませんのでご安心下さい。響きの感覚もその時だけで数日間続く事はほとんどございません。響きやすい方が効くわけではなく、お客様の体調や体質に合わせて響きの強さを鍼灸師が調整いたします。
*鍼の本数が多い方が効くのですか?
使用する鍼の本数が多ければ多いほど効果がでるわけではございません。
その日の体調・症状や、その方の体質等によって、鍼をする適切な場所と本数を鍼灸師が決めて参ります。身体は一人一人違い、同じ人でも体調は刻々と変化しています。適切な鍼の刺激量はいつも同じではありませんので、お身体と美容のお悩みを随時相談いただき、お客様にとって最も効果的な鍼の本数に調節いたします。
*鍼を外す時に痛い時があるのはなぜですか?
通常、鍼をすることで血流が良くなるため筋肉が緩み、鍼を外す際に痛みを感じることは少ないです。しかし、過労やストレスなどで自律神経が乱れ、刺激に敏感になられていたり、筋肉が強く凝り固まっていると外す際に筋肉の繊維が引っかかり痛みが出てしまうこともございます。
その様な状況でも技術のある鍼灸師が鍼を刺した方向と同じ方向に鍼を外すことで痛みを極力少なくしております。またその部位を重点的に揉み、お冷やしをすることで痛みを軽減して参ります。